傷・ヘコミの板金修理(長井市- ホンダ・フィット)
- 2016年12月24日 |
- 修理事例 |
【縁石にぶつかったキズ・へこみもきれいに元通り!】
長井市より ホンダ・フィットの板金修理のご依頼です。
縁石にぶつかり凹んでしまったそうで、お客様もとても落ち込んでいらっしゃいました。
自腹修理なのでなるべく安くお願いします。とのことでしたので頑張って修理させて頂きました(^o^)
(修理期間中は、無料で代車もお出ししていますので、記事をご覧になった方はお気軽にお問い合わせくださいね!)
今回の修理内容は、左フロントドア、左サイドシル の鈑金塗装です。
▼入庫時の状態です。
寄って見るとかなり凹んでました(^_^;)
まず、凹みやキズの部分の塗装をペーパーでキレイに削ります。
その後、凹んだ箇所は専用の工具で引きだします。
次にパテをいう粘土のようなものを塗布します。
パテは乾くと固まるので、乾いたらペーパーで更に研磨し、平らに均します。
塗装する前にまず、サフェーサーを塗装します。
サフェーサーとは塗装の下地剤です。
板金の仕上げに使うパテが塗料を吸い込まないようにしっかりシールし、塗装面を滑らかにします。
研ぎ作業によって生じるわずかな凹凸や傷を埋める効果もあります。
表面を溶剤できれいに脱脂した後、サフェーサーを塗装し、赤外線ヒーター等で充分な加熱乾燥をおこないます。
サフェーサーには防水・防錆効果があります!
下回り(アンダーフロアー)は、飛び石などによって塗装が傷みやすく、特に、海辺や雪が多い地域、スキーによく行かれる車は、塩カル(融雪剤)や塩害によって下回りが錆びてしまうことがあります。
こうした塩害から発生する下回りの錆をしっかり予防の為、アンダーコートを施工します。
また、錆びてしまった下回りは、錆を落とし、錆止め塗布した後、アンダーコートで防錆力を高めます。
▼アンダーコート塗装した状態です。
次に塗装する部分はサンドペーパーによる水研ぎをおこない、表面を平滑に仕上げます。
次に調色です。同じ色を再現するため、車のカラーコードからその色の調合を調べます。
塗料メーカーのWEBサイトや専門のコンピューターなどで調べることができます。
経年変化により、データ通りに作っても色が合わない場合が多々あります。
それは職人の経験や技術など、職人の腕にかかっています。
塗料がかかっていけない部分はマスキング(養生)をします。
塗装は、一度にべったりと塗装せずに、数回にわけて塗装します。
最初はパラパラ塗装することで、ハジキなどを防ぎます。
サフェーサーの色がきちんと隠蔽されたことを確認して、ムラがないことを確認して、慎重に塗装していきます。
カラーベース塗装のあとに、透明なクリアの塗装をします。
クリアのベースと硬化剤を混ぜて塗装します。
塗装が乾いたら、コンパウンドをあてて、細かいサンドペーパーのキズを消し、ツヤのある状態にします。
取り外した部品を取付け、完成しました!
▼キレイに仕上がりました~(^.^)
洗車と車内清掃を済ませ、お引渡しとなります。
お客様にも「どこが凹んでいたか全然分からない!早めに仕上げてくれて、ありがとうございます!」と喜んで頂きました(*^^)v
本日はご来店頂き、誠にありがとうございました!
また何かありましたら、いつでもお気軽にご来店、ご相談ください!
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